田舎暮らし最高!

田舎で体験する感動シーンを届けたいです。

コロナ患者実体験

つねじいさん

「コロナに感染したみたいね」

付き添っていた妻がPCR検査結果を報告してくれた。(ついにかかったか、コロナ……)

 コロナ騒動も沈静化の現在は、決して大げさに騒ぐ必要はない。コロナ禍の初期には絶対隔離という異常事態だった。いまやインフルエンザ並みの扱いで、処方薬を飲み、5日ほど家庭安静でよく、隔離はされない。自宅療養期間を過ぎる頃には、熱も下がりコロナ感染前より体調は頗るよくなった。

「これで家族みんなコロナ感染。やったね」

 安堵した妻は口調も明るい。

 家族は巣立った4人の子、娘の婿と孫ふたり。田舎で家を守り暮らすのは、わたしと妻。

 嫁いだ娘二人の家族は1年前にコロナにやられた。九州博多で働く独身の息子らもコロナ禍から逃れられなかった。町に住んでいる彼ら。そして田舎住まいの老夫婦は、長らくコロナ感染と無縁で過ごせていた。

 コロナワクチン接種を受けていないふたりなのに、コロナ感染はあっさり回復、後遺症も全くない。ワクチン接種の娘は、いま後遺症に悩んでいる。なんとも皮肉な話である。「田舎者は丈夫やないと、やってけないのよ」

















 したり顔の妻。ちゃんと感染済みである。